
価値観の違いから見える“これからの婚活”とは?
2025.6.14
はじめに:結婚=ゴールじゃない時代へ
「Z世代は結婚に興味がない」
そんな言葉を耳にする機会が増えていませんか?
価値観が多様化する中、1990年代後半~2010年頃に生まれたZ世代は、これまでの“結婚=人生の当然の流れ”という考えから大きくシフトしつつあります。
今回は、Z世代が持つ結婚観の特徴を紹介しつつ、これから婚活を進めていくうえで押さえておきたいポイントを解説します。
Z世代の結婚に対する価値観とは?
1. 「結婚は必須じゃない」という前提
Z世代は“自分の人生をどう生きるか”を重視する傾向が強く、
「結婚しない=不幸」とは考えていません。
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キャリアを優先したい
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推し活や趣味が充実している
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金銭的な不安がある
こうした理由から、“結婚よりも自分らしさ”が軸になっているのです。
2. 「結婚=共同生活」ではない
Z世代は、結婚しても「別居婚」「週末婚」「事実婚」など、従来の形にこだわらない考え方を受け入れています。
家族の形は“自由に選べるもの”として捉えているため、「一緒に住む=愛している」という考え方にとらわれない人も増えています。
3. 「愛情より価値観・生活感覚の一致」を重視
Z世代の多くが「一緒にいて落ち着ける」「無理なく生活できる」ことを結婚相手に求めます。
恋愛の延長線ではなく、“現実的に長くやっていけるか”を重視するのが特徴です。
婚活世代が学ぶべき、Z世代の視点
✔ 無理に“型にはめよう”としないこと
婚活世代がやりがちな「結婚とはこうあるべき」思考。
でも、Z世代の考えを知ることで、自分自身の“理想の結婚像”も見直すきっかけになります。
✔ 価値観の違いを「否定」ではなく「理解」で乗り越える
「最近の若い子は…」で片付けずに、何を大切にしているのかを知ることで、柔軟な視点が身につきます。
婚活での会話でも、世代間ギャップを“面白い話題”として使うのも効果的です。
まとめ:Z世代の価値観は“これからの常識”になるかも?
Z世代の結婚観は、決して「結婚を否定している」わけではありません。
「自分の人生にとって本当に必要かどうかを見極めて選びたい」という、主体性のある選択なのです。
今後、婚活をしていく上でも、こうした“新しい価値観”を理解していくことが、より良いパートナーシップを築く第一歩になるでしょう。